当社はみかん缶詰の最盛期だった昭和41年に安芸高田市吉田町に工場を新設しました。吉田町は広島県の北部に位置します。戦国武将“毛利元就”の本拠地として知られています。元就は「3本の矢を重ねることで折れにくくなる」と息子たちに協力の大切さを教えます(「三矢の訓」)。当社も元就の訓えにもとづいて、「人財育成」「5S徹底」「継続改善」というモノづくりにかかせない3本の矢を重ねて、従業員スタッフ全員が一致団結してまいります。そして「安心、安全な製品を安定して供給できる工場」を目指してまいります。
当社の創業者“楠原政之助(まさのすけ)”は、4歳で楠原家の養子となります。ろくに学校にも行かず10歳から奉公を繰り返し、無学文盲ながら実体験の中から世渡りの術を学び、商売の技術を得ようと貪欲に自己研鑚し続けます。
そして明治30年20歳のとき広島市内で漬物・佃煮を製造販売し事業を開始しました。
時は流れ100年以上経った現在、創業から5代目(私も政之助と同じく養子です!)となります。
事業内容は時代とともに変わってきました。その間多くの方々からたくさんの御恩をいただいてまいりました。「お蔭様で ありがとうございます」という感謝の気持ちを忘れず
いつか御恩返しができるように専心努力してまいります。
そして創業者政之助の精神を受け継ぎながら「お客様にとって